昨日の長崎、とても刺激的でした。

街、まず、長崎は坂の街というのは知っていました。

が、その坂が半端ではないです。長崎市中心部は若干平地があるのですが、少し離れると、永遠と坂道。その途中にすごい数の家々なのです。車が行けない家の数々。急斜面の山の山腹に建っている家。凄い。圧倒されました。

鎖国時代、群雄割拠の諸外国に対し唯一開かれたという港町長崎。趣ある建物も多数あり、先人たちが命がけでこの国を守ってきたんだなと考えると、歴史を感じ不思議な感覚に陥る街でした。

そして、古民家活用推進協会長崎の尾上支部長がリノベしている現場へお邪魔しました。限られた予算の中で妥協しながらかっこよく見せる手法は新鮮でした。長くその仕事をしていると、綺麗に、セオリー通りに仕上げたくな

るものですが、良い意味でなんでもあり。少し自分の中の感覚が変わった気がした瞬間でした。