第2回目となる

「大工の未来を考える勉強会」

を開催しました。

もう、「見て覚えろ」の時代じゃないんです((笑))

 

しっかり理屈を説明して何が大切か、わかってもらいながら勉強していく。

 

みな、とても賢いです。

 

今回は第1回に引き続き曲尺(さしがね)の勉強

さしがねを使う技術の事を「規矩術」(きくじゅつ)といいます。

 

これがまた凄いんです。大陸から伝わったとされる規矩術。

超理系。

 

L字型の定規に凄い能力が隠されています。

さしがねの表目と裏目。ご存知ですか?

年配の大工さんあら当たり前に使いこなしていた技術。

 

でも、今その技が必要なくなろうとしています。

 

まあ、今はプレカットがあるのでその技術がなくても新築の家はできるのですが、、、

古民家や改修工事では必要となってきます。

そして、大工さんなら絶対に習得してもらいたい技術。

少しでも貢献できれば。

 

全国古民家再生協会宮崎第一支部

支部長 坂口 孝生