子供達の弾ける笑顔がたまりません!

 

今日新富町の茅葺き古民家にて、土壁塗りの体験会を開しました。

地元、神新田小学校の5〜6年生の参加でした。

昔の家は木、石、草、そして土、全て自然の物でできていたんですね(それしかなかった)

 

土壁の土は、地域により違いますが、主に赤土を使用します。その赤土に稲藁、水を混ぜ発酵させます。

発酵食品と同じく、攪拌しながら空気と触れさせ発酵を促します。1週間に1〜2回攪拌作業を繰り返し数ヶ月〜1年、(気温が高ければ早く発酵し、低ければ時間がかかります)土を寝かせます。そうすると混ぜた藁が土に溶け、セルロースやリグニンといった植物の主成分により土に粘り気が出て将来的な強度が増す。と言われています。

土とワラと水を混ぜて発酵させます

昔の人の知恵は凄いですね。

子供たちも興味津々。楽しそう

左官職人黒木さんのお話

 

しか〜し!

 

この発酵した土が臭いんです。

 

お世話になってる左官職人の黒木清貴さんによると、乾燥したら匂いは無くなり、逆に消臭効果が出てくるんだそうです。すごい!

 

子供たちも「くさーい」ていったりそう言いながら喜んでいる子いたり。

 

理解はできなくて良いです。

「土で家の壁が出来るんだな」

数人でも、それだけでも心の片隅に置いていてくれれば。